私の波乱万丈な人生を書いています。
前回の夫(離婚したので元夫)の不倫発覚!!隠し子まで!?続編で離婚へと進む過程を書いています。今回は、離婚調停のことを書きたいと思います。私の人生最大と言っても過言ではない波乱な出来事でした。
内容があまりにも濃すぎるので、数回に分けてます。離婚編の最終記事です。
離婚へ向けて
離婚を決めた私は、確実に養育費や慰謝料などを夫からもらうために離婚調停をすることに決めました。
前回の記事でも書きましたが、離婚調停なら夫に会わずに離婚の話し合いができ、ここで決めたことは裁判所に記録され、支払わない場合は強制執行(給料から差し押さえ)ができるからです。
新たな気持ちでスタートするために私は、離婚調停のことを色々と調べ、離婚調停の期間は、最低でも6カ月以上はかかると知りました。
離婚調停は、弁護士をたててする場合も多いと思いますが、私は弁護士をたてずに一人で離婚調停に挑みました。一人で離婚調停をすることについては、また別の記事に書きたいと思います。
無料の弁護士相談を利用したりして、養育費や慰謝料の金額など、もう一度これでいいのか、確認したりしました。
仕事を辞める
離婚調停をするにあたり、まず私は仕事をいったん辞めることにしました。
理由は、
合わない仕事をして体調を崩してしまったこと
名前が夫姓のままで働いていたので、離婚して旧姓に戻して働きたい
離婚調停のために何度も仕事を休んで平日に家庭裁判所に行かないといけないため
でした。
正直、せっかく苦労して見つけた仕事を辞めることは、とても悩みました。
保育園を辞めさせられるかもしれない・・
仕事がない間の収入はどうするのか?
この問題を解消すべく、私は、自宅でフリーランスの仕事をすることにして、保育園に届け出をしましたが、すぐに稼げるわけもなく、収入に関しては、離婚するまでは夫のわずかなお金を頼り、足りない部分は1年働いて貯めた少しのお金で生活することにしました。
不倫相手は逃げてた
離婚調停の手続きをして、一回目の離婚調停の日の案内が裁判所から届きました。念のため、夫にメールで離婚調停をしたから出席するように伝えました。すると夫は、どこに送ったのか?届いていないとメールで返信してきました。
「えっ?不倫相手の住所に決まってるやん」何を言ってるんや?と夫がまだ不倫相手のところにいると思って、私は当たり前のようにメールすると夫は、「そうなん?届いてない」と返信してきたので、私は離婚調停の場所と日時を伝え、来るように伝えました。夫は来ると返事をしたので、とりあえず安堵しました。
一回目の調停に参加した時に書類が届いていない理由がわかりました。
不倫相手は、私からの慰謝料請求の手紙でビビったのか、引っ越しをしていました。もちろん郵便の転送届も提出していないので、夫の裁判所からの手紙も届いてなく返送されてきていました。
私は、夫と養育費や慰謝料などを決着してから、不倫相手へ慰謝料請求をするつもりでした。先に不倫相手へ慰謝料請求すると夫が激怒して、夫から養育費や慰謝料などを取れないと思ったからです。夫は不倫相手と再婚するために私と早く別れたかったはずです。夫は、早く別れるために私の無理な請求も承諾していたのです。
不倫相手に慰謝料請求をしたくても住所がわからないのであれば、請求することができません。再び探偵を雇うお金もなく、不倫相手は逃げ得されてしまいました。
夫は不倫相手と別れていた
1回目の離婚調停、夫は素直に裁判所に現れました。と言っても、もちろん顔は合わせていません。離婚調停では夫と私が会わないように待つ部屋も時間も違うようにしてくれています。
離婚調停で調停員の人から、夫が不倫相手と別れて今は実家に戻っていることを聞き、知りました。
「別れた?!嘘?!」私は信じられませんでした。
離婚調停をすることを決めたのは、夫と不倫相手がユニバーサルスタジオジャパンへ旅行していたことがクレジットカードの請求明細でわかり、もうこんなの見るのも嫌!と離婚を決意したんです。
その旅行は、離婚調停のたった2カ月前です。
何があったのか・・知りたくもありませんが、また追い出されただけなら、車中泊のはず・・実家に戻るには、怒り心頭の義両親に相当謝らないと戻れないはずです。
1年以上も不倫相手と一緒に暮らしていて、何回も旅行もしていたのに、別れた~?!
信じられなかった私は、調停員の方に本当なのか?夫が旅行に行っていたこと等のいきさつを説明して、もう一度聞きました。
調停員の方が言うには、本当のようです。どうも夫は、義両親に謝って実家に戻っていました。
夫の信じられない発言
実家に戻ったことも信じられませんでしたが、調停員の方から信じがたいことを聞きました。
夫は、「私とやり直すか、不倫相手とやり直すか・・を悩んでいる」と言ったらしく、私に調停員の方を通じていってきました。
調停員の方は、離婚調停とはいっても、別れるだけでなく、やり直すこともできるから・・とは言っていたようでしたが、怒り心頭の私には、聞く耳はありませんでした。
「夫から離婚したいって言ってきたんですよ!今更、何を言っているのか?しかも悩んでいる?はぁ~?!夫に悩むなんて選択肢はありません!!私が決めます!」と私は怒り狂って冷静に話をするのも精一杯でした。
夫は、不倫相絵手との間に子供ができたときに、私と離婚するか、不倫相手と別れるか、悩んでいた頃と同じように、また悩んでいました。夫は、「まっ、どうにかなるやろ~」という安易に考える性格なことは10年も一緒に暮らしていたので、よくわかっていました。だから、こんな時でも「どうにかなるやろ~」みたいな感覚だったのでしょう。
あまりにもムカつく夫の発言に私は「こんなやつとは、絶対に離婚する!別れて正解!」と心の中で叫んでいました。
離婚調停にして本当に良かったです。
こんなふざけた発言をする夫と目の前で話をするなんて・・私には、とても冷静に話なんかできませんでした。夫の顔を見なくて、離婚を進められて本当に良かったと思いました。
調停員の方も味方になってくれた
私の離婚調停時に提出した内容(この内容は別記事で書きたいと思います)で夫の印象は相当悪かったとは思いますが、こんないい加減な性格の夫を目の当たりにして、調停員の方も呆れてしまったようでした。
調停員は、裁判所の人ではなく、民間の方がしています。本来なら中立の立場で、どちらかに味方をするということはないのですが、夫の今までの行動などを細かく記載して裁判所に提出していたので、その内容を見た調停員は、夫の行動に呆れていたところに夫本人を見て、あまりにも無責任な考え方に呆れてしまい、私の味方になってくれました。
調停員の方が「中立の立場でならなくてはいけないが、今回のケースはあまりにもひどくて、あなた(私)の味方をしたくなる」と言われました。
よっぽど夫がひどい人だと判断されたんでしょう。(まっ、今までの行動を見れば誰が見てもひどいやつだということは常識的にわかると思いますが・・)
離婚調停は順調に進む
一刻も早く離婚したくなった私、でも、今後の生活のためにも養育費や慰謝料などは、妥協することなく、きちんと決めなくてはいけません。調停員が間に入りながら、養育費や慰謝料の金額などを話し合い、決めました。
夫は、実家に戻って義両親によほど叱られたようで、離婚調停で私の要望通りにするように言われていたようでした。それに調停員の方が私の味方になってくれたこともあり、ほぼ私の要望通りに決まりました。
夫実家隣に建てた家は、私も資金を出したこともあり、一部、私名義になっていたので、私が負担した住宅を返済することをこの調停で決めて、住宅の名義も変更するように依頼しました。住宅の名義のことまでは、私はそんなに意識していなかったのですが、調停員の方が、あまりにもだらしない夫を見て、期限付きにしたほうがいいとアドバイスまでしてくれて、期限付きで名義変更の手続きをするように調停書に記載してくれました。
養子縁組した娘とはいえ、本来なら父親である夫は、娘との面会を要求することが出来ますが、夫は娘のことを気にすることは一度もなかったし、娘も父親の顔を忘れているので、夫との面会は拒否しました。夫も要求すらしなかったですしね。ただ、夫の両親が娘を可愛がっていたので、娘の写真を夫の両親に送るように要求されたので、それは承諾しました。
夫は不倫相手と再婚したかった
普通なら離婚調停の期間は最低でも半年以上はかかると言われいるのですが、私の場合は、4~5カ月ほどで決着がつきました。早いほうだと思います。
もしかしたら、不倫相手に捨てられた直後に私から離婚調停の話があり、私と離婚が決まれば、不倫相手と再婚できる!と夫はそう思って早く決着をつけたかったのかもしれません。
離婚調停中も夫のクレジットカードの明細が届き、高額のキャッシングをしていることがわかっていました。その金額は、私が夫との家族会議で提示した私への毎月支払額とほぼ同じ金額です。夫は、毎月同じこの金額を同じ時期にキャッシングしていて、不倫相手に渡していました。
私の推測ですが、どうも不倫相手は、夫と別れた後、私が夫に請求した金額と同じ金額を夫に支払うように要求していたようです。
私の請求した金額には、養育費だけでなく、慰謝料や私が負担した新築住宅資金や車の代金の返済金も含まれていて、はっきりいって高額です。不倫相手は、おそらく・・私にこの金額を払うなら、私(不倫相手)にもよこせ!って思ったんでしょうね。
当初、夫から不倫相手は、お金が目的じゃない!って聞いていたけど、おもっきりお金目的やん!!養育費だけでこんな金額をもらえるわけないやん!って、不倫相手に腹がたったけど、引っ越しして逃げた不倫相手、もうどうでもいいか・・と諦めるしかなかったです。
因果応報。人の家庭をめちゃくちゃにした不倫相手は、今は逃げ得しましたが、必ず天罰は下る!と私は思っています。
やっと離婚できた
私と離婚した後、夫は不倫相手と再婚したかもしれませんが、私にとって、そんなことはどうでも良かったです。
やっと離婚してスッキリできたことの方が私の中では大きくて、これで新しい人生を始められると思いました。
今まで、娘のこともあり、離婚することを悩んでいた時期もありました。でも、もう悩む必要もありません。
それにクレジットカードの明細なんかでイライラすることもなくなりました。
今までは夫の給料から気を遣いながら生活費をもらっていましたが、これからは、夫からの養育費や慰謝料なども確保できて、娘と二人、気兼ねなく、なんとか生活することができます。
(とはいっても、正直、シングルマザーになり、将来への不安材料はいっぱいありますが・・・モヤモヤ中途半端に悩んでいるよりはマシです)
離婚当時、娘は4歳になったばかり、名字を覚えた?覚えてない?か・・ギリギリのところで離婚が決定し、新学期の年中さんでは新姓でスタートできました。
私と娘の新しい人生の始まりです。